大学生の犯罪をめぐっては、強姦(ごうかん)や殺人、薬物乱用などのほか、金目当ての犯行も目立っている。学生らのモラル低下は著しく、信じられないような犯罪に手を染める学生もおり、大学関係者を悩ませている。
昨年夏、大学生から250万円を脅し取ろうとして関西大野球部員が逮捕された。この学生は振り込め詐欺に使うための預金通帳を買い取るなどして集め、振り込め詐欺グループに売っていたとされる。
平成18年に女性客を脅して借用書を書かせたとして逮捕された阪大生は、大阪市内でホストクラブの代表を務め、雑誌などでも紹介されていた。
株価操縦など不正な株取引で40億円近くも荒稼ぎしていたとされる早稲田大学の投資サークルのOBらは、在学中からマネーゲームにはまっていた。
兵庫県内にある大学の関係者(63)は「アルバイトでホストをしたり、水商売を行う学生は、いまや珍しくない。普通のアルバイトと境界が溶けているのを感じる」と表情を曇らせる。今回の事件については「若者の起業がもてはやされている風潮もあり、こういう犯罪はいつか起こりうることだと思っていた。大学としては、職業の意味や懸命に働く大切さを教えていかなければ」と話した。
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